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日米イイもの探訪、深堀りレビュー

【オスプレイ】デイライトプラスは日常使いとサイクリングにぴったりのバックパック

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オスプレイ デイライトプラス

オスプレイのバックパック「デイライトプラス」のレビューです。

カリマーのデイパックR(感想ここ)を愛用していたのですが、母にとられたのでwバックパックを新調しました。

いつもの通り、度重なるリサーチの末に今回購入に至ったのがオスプレイのデイライトプラスです。

 

【オスプレイ】デイライトプラスのレビュー

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仕様

容量:20L

寸法:縦46x横26x奥24cm

重量:540g

素材:210Dナイロンダブルダイヤモンドリップストップ アクセント部:410Dナイロンパッククロス ボトム部:410Dナイロンパッククロス

自立:不可

PC収納ポケット:あり

書類収納:A4収納可

容量は普段使いしやすい20リットルです。

普段使いには20L前後がベストです。

1マイルウェアとしては8~15Lでも良いんですが、通院など何かしらの用事に行く時は20Lないとキツキツで、たとえ荷物が全部入ったとしてもモノの出し入れに苦労します。

私の母も当初10L前後のバッグを使っていて、初めは日常最低限の荷物を入れるのにぴったりでちょうどいいと言っていたものの、モノの出し入れに苦労する、他のものを入れられない、ということで私のカリマー「デイパックR」を使うようになりました。カリマー「デイパックR」は22Lですが、ちょうどいいと申していますw

私も最近は整形系の病院に通院することが多く、薬をもらうことが多いので、20L前後ないと楽に出し入れができません。

そういうわけで日常使いには20Lをおすすめします。

 

ここがGOOD

  • 軽い
  • 外側のポケット数が丁度良い
  • ストラップを絞めることで小さく見える
  • サブ荷室が底上げされているので荷物が取りやすい
  • 思ったより荷物が入る
  • 両サイドのボトルポケットが深い
  • 背面は通気性がある
  • ジッパーの滑りがいい
  • ジッパープルが掴みやすい

 

ここがNOT GOOD

  • 自立しない
  • 上部グラブハンドルが首にあたる
  • 上部グラブハンドルの持ち具合がイマイチ
  • メイン荷室が細長く深いので荷物が取り出しにくい

 

ヘルメットも収納できるカンガルーポケット

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ブラックを購入しましたが、どちらかというとグレー?

素材のせいだと思いますが、グレーぽいのでブラック好きとしてはちょっと残念です。

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前側のカンガルーポケット

前側のカンガルーポケットはとても便利。

ストラップを緩めればヘルメットも収納できるようになっています。

私はいつもタオルを入れています。

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アークテリクスのカイヤナイトフリースジャケットを入れたところ

 

最前面のジッパーポケットのおかげで荷物が整理しやすい

デイライトプラスが優秀なのは、このカンガルーポケットにさらにジッパーポケットが付いている点です。

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カンガルーポケットについたジッパーポケット

このポケットにはポケットティッシュ、ウェットティッシュ、生理用ナプキンを入れています。

いずれもすぐに取り出したいアイテムなのですが、すぐにアクセスできるカンガルーポケットにはタオルが入っています。

これらのアイテムをそこに入れてしまうとゴチャゴチャして中身が判りにくく、取り出しにくくなってしまいます。

また、ティッシュなど細かく軽いものは簡単に落ちやすいので、カンガルーポケットだと落ちやすいです。

この最前面にあるジッパーポケットにこれらのアイテムを入れられるので超便利です。

最前面ポケットは、子どもや夫に「取って」と指示も出しやすいです。(我が家ではよく「ティッシュある?」「ウェットティッシュある?」というシーンが多いので)

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最前面ポケットのジッパーポケットはアクセスしやすいので、トイレでも生理用品が取り出しやすい。

 

両サイドのボトルポケットは深めでストレッチ性がある

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両サイドのボトルポケットは深めなので多種多様なサイズのボトルに対応すると思います。

私は片方にボトル、もう片方はエコバッグを入れています。

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よくみると分かるのですが、サイドのボトルポケットは少し斜めに作られています。

これにより、背負ったままボトルが取りやすくなっているようです。

私は肩を痛めているので(四十肩…)背中から降ろさないと取れませんが。

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ストレッチメッシュはしっかりとした、簡単にへこたれない素材です。

 

サブ荷室は底上げされているのでアクセスしやすい

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内側を見てみましょう。

「デイライトプラス」は二荷室で、サブ荷室は前面側にあります。

サブ荷室は底上げされているので荷物が取り出しやすいです。

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中は同じサイズのスリットポケットが2つ付いています。

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長財布がギリギリ入るか入らないか…但しこの長財布は通常よりほんの少し小さめなので、レギュラーサイズの長財布だと横には入らないと思います。この長財布でもほぼ100%縦に入れています。

財布を入れてしまっていますけど、実はここに重いものを入れるとメイン荷室にダランと下がってしまいます

メイン荷室が深いこともありメイン荷室の底の荷物が目視できない、取り出すときにサブ荷室の荷物が垂れ下がって引っかかる…という短所があります。

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サブ荷室に重い物を入れると、こうして手で押さえないとメイン荷室の荷物が見えない。

アクセスしやすいサブ荷室には赤いキークリップが付いています。

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サブ荷室にキークリップが付いています。色を赤にしているのは正解。たまに利用します。

 

メイン荷室は深いのでアクセスはしにくい

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メイン荷室にPC収納スペースがあります。パッド入り。

メイン荷室にパッド入り多目的スペースがあります。

パッド入りとはいえ、バックパック自体が軽量タイプなので保護は万全ではありません。

15.6インチPCは入らないので私は使っていません。書類入れなどに使っています。

ハイドレーションブラダー用のストラップと穴があります。

 

メイン荷室の収納力は高い

メイン荷室は幅は26cmと狭いのですが、深さがあるので荷物の収納力は高いです。

メイン荷室にスニーカー、ゆうパケットプラスの箱、ポーチが入りました。

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メイン荷室にスニーカーとゆうパケットプラスの箱、ポーチを入れています。

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素材が210Dと410Dなのでフレキシブルに動く⇒故に荷物がたくさん入りやすいという長所があります。

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上記の荷物を入れてもちゃんと閉まります。

これだけ入れてもまだ余裕があります。

メイン荷室の上の方に少しまだスペースがあり、サブ荷室もまだ余裕あり。それからカンガルーポケットもご覧の通り厚手のタオルを入れていますがストラップを緩めればまだ入ります。

20Lとは思えない収納力です。

旅行先では、メイン荷室に嵩張るパタゴニアR2テックフェイスジャケット、一眼レフカメラ、薬ポーチ、病院セット(保険証、お薬手帳など)を入れて歩きました。

 

ジッパープルはオスプレイを代表する名部品

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左はノースフェイスRecon(2021年)のジッパープル、右はオスプレイ

オスプレイのジッパープルは実に優秀です。

指を引っかけやすく、開け閉めがとてもしやすいのです。

最近のノースフェイスのバックパックもこのようなオスプレイ型のジッパーを使用し始めたようです。

比較してみるとお判りになりますが、オスプレイのジッパープルは指に沿うように丸い形をしています。

ノースフェイスの方は指の圧力がかかる部分が直線的です。

両方試してみると判りますが、オスプレイのジッパープルの方が使いやすいです。

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オスプレイ(左の写真)とノースフェイス(右の写真)

 

グラブハンドルはイマイチ

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グラブハンドルの使い勝手はイマイチ

デイライトプラスで一番気に入らなかった部分がこのグラブハンドルです。

位置から察することができるかもしれませんが、まず首に当たる。

とはいえ、数日中に首に当たらなくはなるのですが(グラブハンドルを持ち続けるうちにバッグが重力で下がるため)、やはりグラブハンドルが持ちづらいです。

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通気性あるEVAフォーム背面パネル

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チェストストラップと笛付き。その上にウェビング(OSPREYの文字の上)があるのでカラビナなどを取り付けられます。

通気性に優れた背面パネル。確かに熱がこもりにくい気がします。

但し、背面パネルが湾曲しているので自立しないという短所があります。(底部も斜めにカットされているので自立しないのは当然ですけど)

私のバックパックへの優先事項としては、熱の分散より自立することが優先されるので、この点は残念。やっぱり自立するバックパックの方が良いなぁと感じました。

 

まとめ

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上述のスニーカーとゆうパケットプラスの箱を入れた状態です。

メイン荷室が深すぎて荷物が少ないと底部に落ちてしまい取り出しにくい点、グラブハンドルが持ちにくい点、自立しない点という主に3つの短所があるものの、長所が多いことで日常使いしやすいバッグとしておススメできるバッグです。

ご覧の通り、収納力は想像以上で、これを背負っても後ろに引っ張られるような背負い心地悪さはありません。

さすがオスプレイだな、と感心しました。

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