【オスプレー】アーケイン・スモールデイ・バックパックのレビュー

オスプレーアーケインスモールデイ Osprey Arcane Small Day review

Osprey Arcane Small Day Pack

今日ご紹介するのは、オスプレーの「アーケイン・スモールデイ」です。

皆さんオスプレーについてははご存じだと思いますので、オスプレーのブランドの紹介はしませんよ。

オスプレーは登山でよく知られる名高いブランドですが、私は登山をしないので実はこれが初オスプレーです。

店頭でオスプレーの商品はいろいろ手にしますが、いずれもイイ感じ。信頼できそうなブランドです。

 

【オスプレー】アーケイン・スモールデイのレビュー

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Osprey Arcane Small Day Pack

ここがGOOD

  • クリーンでアーバンな外観がタウンユースしやすい
  • A4サイズ、クリアファイル、クリアホルダーが収納できる
  • ジッパーが開閉しやすい
  • 軽い
  • 背負い心地が良い
  • 左ストラップのストレッチメッシュポケットが便利
  • スイング⇒横向きアクセスがしやすい

 

ここがイマイチ

  • ウォーターボトル用サイドポケットがない
  • PCスリーブ下にデッドスペースがある
  • 自立しない
  • メイン荷室内の収納ポケットが使いにくい
  • キーリングがアクセスしにくい位置にあるため、ほぼ使用不能

 

オスプレーは主に男性に好評のようですね。

登山シーンならいらっしゃると思いますが、街中で女性でオスプレーを背負ってる人はなかなか見かけないので、他の人とかぶりたくない!という女性にもオススメできるブランドです。

そんなオスプレーの「アーケイン」というシリーズがございまして、仕様が希望に近かったので今回試してみることにしました。

アーケイン・スモールデイの仕様です。 

容量:10L

重量:600g

寸法:縦39cm×横27cm×マチ17cm

生地:500Dリサイクルポリエステル(GRS適合/ブルーサイン認証)、ライニング=DWR撥水加工された100%リサイクルファブリック(GRS適合)

PC収納サイズ:13インチ

書類収納サイズ:A4サイズ、クリアファイルも可

オスプレーアーケインスモールデイ Osprey Arcane Small Day review

Osprey Arcane Small Day Pack

容量は10Lと小さめのバックパックです。

「アーケイン」シリーズは、スモール10Lとラージ20Lの2サイズあります。

20Lって全然ラージじゃないですけど、アーバンタウンユースを前提としているので、ミニマムな容量なのでしょう。

アーケインシリーズはこの他トートタイプのバックパックもあります(20L)。

 

外観&素材

Osprey Arcane Small Day Packオスプレーアーケインスモールデイ

Osprey Arcane Small Day Pack

クリーンでスマートなオスプレーのイメージはそのままに、アーバンな雰囲気のアーケイン・スモールデイ・パック。

電車通勤、ウインドーショッピング、スーパーで買い物、友人とのお茶会、お子さんと公園に遊びに行くなど、タウンユースにピッタリのパックです。

アーケインシリーズの素材はリサイクルポリエステルで環境にも優しい素材です。

カラーも、ストーンウオッシュ・ブラック、ハニービー・イエロー、スターゲイザー・ブルーといったようにアースカラーを意識したカラーリングとカラーネーミングになっています。

今回選んだストーンウオッシュ・ブラックは洗いをきかせた黒色です。自然で優しいアースカラーで、ヘリテージな雰囲気さえ感じられます。

フロント上部に四角い白いロゴ。普段の見かけるオスプレーと印象が違います。

Osprey Arcane Small Day 前面のロゴ

耐久耐候性を考慮するとバックパックの素材にはコーデュラナイロンやリップストップナイロン、バリスティックナイロンが望ましいのですが、アーケインシリーズはリサイクルポリエステルなのでちょっと不安でした。

でも実物はとてもしっかりした500Dポリエステルで、耐久性高そうで安心しました。

Osprey Arcane Small Day 撥水加工されたリサイクルポリエステル生地

キャンバス地にも似ていますが、キャンバス地より編み目が細かくソフトで柔軟性があります。

ポリエステルの特徴である軽さも、アーバンシーンでの取り回しを楽にしてくれます。

ただし、キャンバス地によくあるように埃や糸くず、汚れを拾いやすいです。バックパックは汚れることで味が出てくると考えているので私はあまり気になりませんが、常に綺麗な外観を保ちたいという人にはこのバッグは向いてないかもしれません。ポリエステルなので汚れは落ちやすいとは思います。

防水とはいきませんが、DWR撥水加工されているので、多少の雨は弾いてくれるでしょう。

とは言え、撥水は撥水であって防水ではありません。土砂降りの雨や長時間の雨に晒せばやがて浸水してしまうのでご注意ください。

ジッパーは安心のYKKジッパーです。ジッパーといったらYKKというぐらい世界標準になっている日本のメーカーです。

海外のサイトや掲示板でも「ジッパーはYKKなら安心」「YKKならハイクオリティ」「YKKじゃなきゃダメ」というのが定説になっています。

メイン荷室のWジッパーは大きな#10ジッパーです。

メイン荷室は贅沢にYKK#10のダブルジッパーが使用されている

#10ジッパーはこの容量サイズのバックパックに使われるのは余りにも贅沢ですが、ここにオスプレーの妥協しない高品質へのこだわりが見られます。

YKKジッパー#10は大きく使いやすい

ジッパーは軽く丈夫なアルミ製。いぶしシルバー色というところにもこだわりを感じます。

金メッキ光沢あるシルバーの金具が好みじゃないので、これはドストライク。

アルミ製のYKKジッパー#10 メイン荷室はダブルジッパー

ラバー素材をパラコードに取り付けて滑りも防止という完璧ぶり。

 

外部

では外側の仕様を見て行きましょう。

まずはハーネスです。

容量10Lには珍しいパッド入りハーネス

通常、10リットルのリュックだと、ハーネスと呼ばれるようなしっかりしたパッド入りストラップが使われることは稀です。

15L以下だと車のシートベルトのようなウェビング状の薄いストラップが殆どで、小さいバックパックを探索中にぶち当たった壁の一つがやはりこのストラップでした。

財布やスマホなど最低限の持ち物ならシートベルト系ストラップでも大丈夫そうですが、荷物をさらに入れればそれなりに重みが肩にかかってきます。

子供や夫の物を持つこともあるし、水筒を入れることも多いので、基本的にはパッドが入ったものを希望していました。

このストラップは厚すぎず薄すぎず、丁度良いパッド感で、背負い心地はなかなかのもの。

左のストラップには伸縮性のあるメッシュポケットがあり、ここは電車ICカードを入れるのにピッタリ。リップクリームやペン等も入りますが、スマホは入りません。

左ストラップにストレッチメッシュポケット

交通ICカード、ペン、リップクリーム等が入る

ハーネスのストラップが首元までU字型に繋がっているヨークシステム。これが快適性に貢献してると思われます。

ストラップが肩に食い込まないヨークシステムが優秀

バックパックを手に持つ時、グラブハンドルではなくハーネスのストラップを持つことも多いと思うのですが、このヨーク部分のおかげですごく持ちやすい。

ストラップを持ってリュックを持ち上げたときに重量がドサッと手にかかるかと思います。あの感覚が嫌いなのですが、ヨークのおかげで緩和される感じなんですよね。

ヨーク部分(U字の底に相当する部分)がストラップ部より薄いパッドのおかげなのだと感じます。

注文をつけるとしたら、ハーネスストラップがせっかっく幅もありしっかりしているので、カラビナをつけられるウェビング状のループなどがあれば良いと思いました。

チェストストラップとヒップベルトは付いていません。容量を考えると不要かなと思います。

背面はシンプルでストレート。表面は柔らかいテクスチャです。細かいメッシュのようになっていますが、ベンチレーション効果はあまりなさそう。

背面

よく見ると、背面パネルは水平方向に波が走っています。

身長160cmの私で下部がちょうど腰に当たってしまうのが少し気になりました。

 グラブハンドルは女性なら手を通すことができます。パッド入りではありませんが、しっかり編まれた丸みのあるハンドルです。

女性なら手を通すことができるグラブハンドル

ストラップの片方に「クイック・リリース」セキュリティロックがあり、テーブルや椅子などにバックパックを固定して引ったくりを防止することができます。

椅子などに括り付けて引ったくり防止できるロック機能を備えている

友人とお茶中に通りがかりの強盗にバッグをひったくられたり、公演のベンチに座って休んでいる時にひったくられるといった盗難を防ぐことができます。アーバン仕様ならではの便利ツールです。

 

内部

内側はダークモスグリーン色でシックに整えられている

内部を見てみましょう。

アーケイン・スモールデイの特徴の一つは、メイン荷室のJ型のオープニングです。

バックパックは貝殻のように下まで開くタイプと、馬蹄のようにU字に開くタイプがありますが、こちらはその半々で、片側は下まで、もう片側が途中までのオープニングとなっています。

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私はバックパックをおろさずに、片腕を抜いて脇下にバッグをスイングさせ、バッグを横にした状態で中身にアクセスしたいと考えていたので、下の方までジッパーが下りるものを探していました。

一方で、貝殻タイプより馬蹄U字タイプの方が安心感があって好みだったりもします。両者を取り入れたところが気に入っています。

左の脇下にスイングすることで、バッグを下ろさずに中身にアクセスすることができます。

前面の縦型ポケットもこの方法で同時にアクセスできます。

ただし、右手にバッグをスイングする癖がついてると、逆になってしまうのでご注意ください。

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内側はダークグリーン色で、赤色のキークリップがついています。

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背面側から13インチPC収納スリーブ、ドキュメントスリーブ、半分メッシュ地のジッパーポケット、向かって右側にスマホが入るポケットとペンホルダーが付いています。

残念な点は、この赤いキークリップですね。何故ここに付けたのか理解できません。とにかくアクセスしにくい位置にあるので、よっぽど使うことのない鍵以外はここに付けることはないでしょう。おまけにすぐ壊れてどこかに飛んで行きそうなプラスチックです。

同様にぺンホルダーとスマホ用スリットポケットもアクセスしにくい位置にあるので、収納ポケットの配置は改善してもらいたいところ。

PCスリーブだけPC収納分のマチがありますが、メイン荷室の他のポケットは全てスリット型なので厚いものは入りません。

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ポーチ、手帳サイズのメディカルケース、長財布を入れてみました。

PCスリーブにはA4サイズもクリアファイルも入ります。

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A4クリアファイルを収納した大きめのビニールファイルも入りました。

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残念なことにサイドポケットがないのでウォーターボトルは中に入れることになります。

メイン荷室にポーチ、長財布、手帳サイズのメディカルポーチ、サングラス、500mlのサーモス水筒、フリースジャケットを入れると一杯になりました。

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底のマチの部分ですが、PCスリーブが底上げされているため、その下にデッドスペースができています。マチ分をフルに活用することができません。

PCスリーブの底上げのためか重心も前にかかり、バッグ自体も前に倒れようとします。内容物のバランスによってかろうじて自立することもありますが、長くは無理でしょう。

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フロントの縦ポケットは大きく、マチもあるので結構入ります。

リュック全体の大きさ程のフロントポケット

縦ポケットなので、片腕を抜いて脇下にスイングして横向きで使用する人でないと使いづらいかもしれません。私はリュックをいちいち下ろすのが面倒なのでスイング式にアクセスできるのでちょうどよいのですが、欲をいえば縦向きでも横向きでも両方使えるように、もうひとつ水平型のジッパーポケットが前面にあるとベストだと思います。

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エコバッグ×3、消毒ジェル 、ハンドソープ、ティッシュ、ウェットワイプ、予備マスク、手拭きタオルが入っています。

これだけ入るのだから、中に横向きの仕分けポケットをいくつか配置してほしいところです。バッグを起こすと内容物が重力で下に集積してしまうでしょうし、A4サイズが入るような大きいフロントポケットですので、私のように日用品をいくつも入れていると、お目当てのものを手探りで探すことになってしまいます。とはいえ、薄型なので思ったほど荷物がポケット内で泳ぐことはあまりなかったようで、意外にも入れたままの配置をキープしていました。

とりあえずこのような薄型、パネル型のバッグインバッグで対応できるかもしれません。

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